多読術
著者:松岡正剛
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多読術 (ちくまプリマー新書)
販売元:筑摩書房
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決して多読を薦めるわけではなく、楽しんで読む事が自然に多読につながるという「本読み」の達人による読書指南です。
人が本を読むということは、書いた人とのコミュニケーションだという。コンピューターのエンコードとデコードのように情報がそのまま劣化されずに受け渡されるのではなく、送る側が持っている情報を編集した断片を、受け取った読み手が自分なりのフレームワークで認識することで独自の解釈が生まれるという、ひとつのコミュニティのような関係に近いようだ。
自分自身本を読むときは、常々「書き手」の考えと自分の考えを、どれだけつなぐことが出来るかということを念頭においているのですが、そのときに大事にしていることは、「どう読むか」より「どう使う」かなのです。そのためには同じジャンルの本を「併読」したり、必ず自分だけで完結せず誰かに話したりと、読む事を一歩進めた方法を取り入れることで、ただ単に「読むだけ」で終わることを防いでいます。
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」といいます。愚者は自分の失敗からしか学べないのに対し、賢者は他人の失敗からも学べるということでしょうか。本を読むということは、たくさんの先人たちの失敗や成功にアクセスすることの出来る最も手っ取り早い手段です。先人の知恵をうまく咀嚼して、よりよく生きる事が出来ればと思います。
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コメント
学校の先生がおっしゃっていたことを思います。「勉強というのは、ある研究者が一生涯かけて解き明かしたひとつの謎を、一瞬にして知ることのできるすばらしいことなんだ」というようなことを。
投稿: りゅりゅ | 2009年5月22日 (金) 12時25分
りゅりゅさま。ありがとうございます。その先生のおっしゃるとおりだと思います。そのことに勉強しているときは案外気づかないものなんでしょうね。またよろしくお願いいたします。
投稿: わんきち | 2009年5月22日 (金) 13時44分