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2009年1月15日 (木)

この世でいちばん大事な「カネ」の話

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ) (よりみちパン!セ) Book この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ) (よりみちパン!セ)

著者:西原理恵子
販売元:理論社
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サイバラさんの「毎日かあさん」売れてますねえ。でもワタクシあの絵がダメで、しかも活字じゃないのがダメで、読めないんです。この本は全部活字なんで大丈夫でした。

生まれ育った高知の漁村では、お金というのは魚の匂いのするものだった。漁師が魚を触った手でやり取りしたお金が町のなかをまわっているので、お金には魚の匂いが染み付いている。そして町には貧富の差が無かった。町中が貧乏だったから、自分が貧乏なんて気づかなかったのだった。友達の家にはなんと窓が無かった。窓ガラスが割れても直すお金が無い。

そんな環境で知ったのは、貧困と暴力というのは隣りあわせだということだった。お金が無いことに追い詰められると、人は人でなくなってしまう。簡単に破滅に向かってしまうのだ。

でも、その負の連鎖から抜け出す方法がある。それは、千円でもいいから自分で稼ぐということ。そして稼ぐことで人は自由を手にすることができるという。

毎日働いていると、働くことの意味を忘れることがあります。どんなときでも働くことは希望につながる。人が人であり続けるために人は働き続けるんだと、サイバラさんは結んでいる。

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